当店について

● 店名の「山がた」とは

…などと偉そうに書くようなことではないのですけど、その昔僕が会社員をやっていた頃のことですが、転勤で仙台に来て東北各県に出張に出た時のことです。名刺を出すと決まって山形(県)のご出身ですかと聞かれました。名字=出身地というシンプルな捉え方に笑いましたが、でもそれが掴みOKというか会話の糸口になり不思議と商談がうまくいくことが多かったのです。

屋号を決めるときに悩んだ挙句にそのことを思い出し、「やまがた」にしようと思いました。で、漢字そのままだとちょっと硬い気がしたので「山がた」となった訳です。お店は大きな紺色の日よけ暖簾に「手打ち蕎麦山がた」と書いてあります。ご来店いただくお客様のほとんどが「山形(県)のどちらですか?」とか「山形で修業されたのですか?」と聞かれます。その度に「相済みません名字を屋号にしたもので…」と答えます。それでなんとなく納得されて会話が成り立つのですね。

蕎麦は人を繋ぐと言いますが、お店の名前もその例にもれずと言うことかなと思っています。

● おそばのこだわり

まだ、オープンしたてのホヤホヤの蕎麦屋です。よくあるように自家製粉だとか産地だとかにこだわっている余裕はまだありません。でも一生懸命毎日お蕎麦を打っています。

こだわりとは違うかもしれませんが、僕がお店で出したいお蕎麦は細めでのど越しの良いお蕎麦です。だから二八で打っています。そば粉は仕上げの修業をした「一茶庵」から購入しています。国産に限定したそば粉です。それが品質的にも味的にも一番安心できるからです。そのうち慣れてきたら、十割のお蕎麦も打ってみたいと思っています。粗挽きの粉も挽いてみたいと思っていますが、今は氏素性のはっきりとした粉を二八で丹念に打ったお蕎麦を提供することに集中しています。

● 料理のこだわり

江戸時代のお蕎麦屋さんはうまい酒を飲ませるところでした。

蕎麦と酒は切っても切れない関係にあります。僕はお蕎麦も食べてほしいのですが、お酒を飲みながらの楽しい歓談の場を提供したいと考えています。だから料理は、みなお酒に合うものにしています。こだわりと言えば「手作り」ということでしょうか。ちゃんと一手間かけてご提供することが務めだと思っています。今のところ料理は15品程度ですが、今後増やしていきたいと思っていますし、季節感も取り入れたいと思っています。凝ったものよりはシンプルな美味しさを大事にしたいと思っています。

● お店のこだわり

店内のデザインも居心地の良さをテーマにしました。
お一人でもゆっくりできるように可能な限りスペースを広く取ったつもりです。

複数の友人との歓談やデートに使ってもらっても大丈夫だと思います。もちろん宴会もOKです。そのために営業時間も夜にシフトしています。お蕎麦というと年輩者のイメージがつきまといますができるだけ若い人や女性に来てほしいと思っています。

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